やまぐち橄欖店は、2015年8月に宮崎市神宮に開店しました。 歴史ある古社である宮崎神宮のすぐ目の前に小さな店舗を構えております。 古社の近くという事もあり、周辺は落ち着いた雰囲気で、木々の緑が心地よい環境です。

 

 

お店の始まり

 

やまぐち橄欖店はオリーブオイル量り売りの専門店です。 宮崎では初めてのオリーブオイルの専門店を始めようと思ったきっかけは、ある日のテレビでし た。その番組でオリーブオイルの紹介とテイスティングをしていたので、自分の家にある、何とな く使っているオリーブオイルを自分も味見してみました。そのオイルがとても美味しくなかったの です。その時は「オリーブオイルの何が美味しいんだろう?」と不思議な気持ちでした。 それからしばらくして、オリーブオイルの講座を受ける機会がありました。 そこで初めて品質の良いオリーブオイルをテイスティングをさせてもらった時に衝撃が走りまし た!味も香りも以前自宅で味見してみたオリーブオイルと全然違ったのです。 「油」はフライパンを焦げ付かせない為の物という意識だったのが覆りました。オリーブオイル は「調味料」だとその時思いました。 そのような事を知る為には、講座を受けるか専門店に行かなければ知るきっかけが無いと思い、 その当時宮崎にはオリーブオイルの専門店が無かったので、自分が専門店を作ろう!と思ったの がきっかけです。

 

「やまぐち橄欖店」の店名について

 

オリーブの和訳として、「橄欖(かんらん)」が用いられる事があります。しかし、橄欖は本来オ リーブとは全く異なる植物です。これには、オリーブに似た緑色の鉱石オリビン(olivine)を和 訳する際、「橄欖」の文字を当てて、「橄欖石(かんらんせき)」と名付けてしまい、同様に植 物も誤字が広まってしまったという説があります。また、オリーブを「阿列布」と当て字で表現し ている事もあります。

  橄欖石の緑色透明部分を「ペリドット」といい、ペリドットの石言葉には、「安心」・「平和」・ 「和合」・「夫婦愛」などがあります。『自分自身はもちろん、大切な家族に健康的で美味しい 食事をしてもらいたいと願う人に、安心で本当に体に良いものを提供し、普及に貢献する』とい う当店の考えにペリドットの石言葉も合っていたため、当店では、「橄欖」を「オリーブ」と読 み、店名に使用することにしました。

  当店のシンボリングとなっているマークは、オリーブの雫をひとつひとつのペリドットで表し、オ リーブオイルが日常的になって欲しいという私自身の願いから、オリーブの雫が広まる波紋を意味 しています。